盛岡は、北上川と中津川を自然の堀として築城した盛岡城(不来方城)の城下町として発達してきました。お城の東側を流れる中津川には、歴史ある橋が3つ(上の橋、中ノ橋、下の橋)かかっており、草紫堂のある紺屋町は、上の橋と中ノ橋の間に位置しています。

 ここでは中ノ橋かいわいの歴史ある建物や、情緒ある風景などをご紹介したいと思います。

中ノ橋近辺の盛岡市指定保存建造物

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盛岡の風景(2008年04月15日 更新)

石割桜が開花しました。


中ノ橋近辺の盛岡市指定保存建造物

 市指定保存建造物はたくさんありますが、その中で、草紫堂の近辺にある建物をご紹介します。

紺屋町番屋
(現・盛岡市消防団第五分団番屋)

紺屋町番屋は、草紫堂の斜め向かいにあります。
この建物は大正2年消防番屋として建てられた洋風木造建築物で、その望楼が往時の雰囲気を伝えるとともに、消防組織の変遷を伝える建物です。

茣蓙九(ござく)

ござくさんも草紫堂の斜め向かいで、現在も営業を行なっております。
文化13(1816)年創業の商家です。この建物は江戸中期、明治末期と次々に建てられたもので、藩政時代からの商家の姿を今に伝える建造物です。
中津川に面する道路には土塀、土蔵があり、盛岡を代表する景観になっています。

旧盛岡銀行本店本館
(現・岩手銀行中ノ橋支店)

中ノ橋のたもとに建つレトロ感覚あふれる建物で、現在も営業を行なっています。
明治44(1911)年に、東京駅と同じ辰野金吾、岩手出身の葛西万司が設計したもので、明治の西洋建築の息吹を今に伝えています。
日没後にはライトアップがされるため、中津川河畔の風景と相まってとても幻想的な雰囲気となります。

旧盛岡貯蓄銀行
(現・盛岡信用金庫本店)

草紫堂から中ノ橋、岩手銀行方面に向かう途中にあり、現在も営業を行なっています。
昭和2(1927)年竣工、この建物も岩手出身の葛西万司の設計です。正面の6本の花崗岩の円柱やステンドグラスが見事な建物です。

旧第九十銀行
(現・いわぎんリースデータサービス)

草紫堂から中ノ橋に曲がらずに、まっすぐ行くと右手にあります。
明治43(1910)年に建てられたもので、銀行の建物の中では最も古く建てられました。

旧井弥商店
(現・盛岡正食普及会)

こちらは中ノ橋方面ではなく、上ノ橋の近くになります。明治末期に井弥商店店舗として建てられた土蔵造りの建物です。
壁が黒いのは防火のために黒漆喰で仕上げているからです。