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大城屋
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かるたのページ
福島県かるた協会
北海道・東北支部
盛岡かるた協会
ねんりんピック福島2002 (10.20〜21)
かるた交流大会
in 須賀川 後援:
大石天狗堂
地元からの報告
式次第・関係団体
決算書
ミニ画像
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開会式
抽選会・交流会
競技会
)
概要
大会役員
主催者挨拶
連絡事項
成 績
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Aグループ
Bグループ
Cグループ
)
地元からの報告
福島県かるた協会
斉藤 祐子
待ちに待ったねんりんピックかるた交流大会が10月20日・21日と我が町、須賀川で開かれました。
昨年の6月18日、
椿先生・佐々木先生
と県の実行委員会に行き、「かるた交流大会を開催したい」旨を申し入れたところ、「協賛イベント大いに結構です。申請は後で良いです」と言われ、そこから具体的な活動が始まりました。
6月23日、大会会場・宿泊所を佐々木先生と一緒に下見して回り、7月4日には予約をしました。(温泉に入ってゆっくりと、と思っていたのはこちらだけ、実は個室希望の方が多かったとか。)
10月28日、ねんりんピックのプレ大会を兼ねた「
第3回東北支部交流かるた大会
」を須賀川市芭蕉記念館で開催しました。(前年、福島県も北海道・東北支部の仲間に加えていただいていたのです)
前日は佐々木先生ご夫妻がおいでになり、支部交流かるた大会の準備をしたり、合間にねんりんピックの会場を確認したりと忙しい日でした。
11月1日、県に協賛イベントの申請を出し、8日には承認通知が届く。
須賀川かるた愛好会(福島県かるた協会の前身)忘年会の席で、ねんりんピックについて話し合い。愛好会の安藤会長にシナリオを作っていただき、アトラクションとして全員で寸劇をやることに決定。
年が変わって、いよいよ2002年を迎えた2月半ば、東急観光の方が我が家にお見えになり「宿泊関係の協力をさせてください」とのこと。全部自分達でやる予定でしたが、こちらの手数料負担は無いとのことなので佐々木先生に連絡したら「それは助かりますね。是非お願いしましょう」。
2月24日に先生ご夫妻、東急観光さんと地元役員が集まり、打合せ。宿泊関係から懇親会・当日のお弁当の手配まで東急観光さんにお任せできるということでほっとする。
4月、
福島県かるた協会
が正式に発足。須賀川かるた愛好会のメンバーがそのまま県協会のメンバーになる。
5月末、佐々木先生ご夫妻がおいでになった際、これからの運営資金にと10万円を預かり、ねんりんピック用の通帳を作る。
6月11日武道館を無料で借りるため申請、お役所仕事というのでしょうか、あちこち何度も訪れた後、22日に共催承認通知が届く。
6月28日先生ご夫妻と全会員で芭蕉記念館に集まり、案内状発送の作業をする。
案内状を出してすぐ、愛媛県の和家先生から「お忙しいでしょうが、前日読唱講習会を開いては」とのお話があり、安藤会長とも相談、良い機会なので是非にとなり、10月19日実施いたしました。(大変勉強になりました)
7月初旬から、振込用紙を送って下さいとか、3日空けずに、いろいろな問い合わせ・連絡が来る。
8月2日、3月から入院していた父が亡くなってしまった。39度の熱にも耐えていたのに食欲が無くなり、このままではと医者に言われ、良くなることを信じて手術を行いました。これで正月を迎えられると思っていましたのに、あっという間に、静かに息をひきとってしまいました。
申し込みの締め切りとダブってしまったため頭がこんがらかってしまい、ガンバレがんばれ、と、自分で自分にムチを打って処理をしてきました。9月の半ば納骨式が終わって、ほっとしたせいか風邪を引いてしまい、早く治さなくてはと病院のはしごをしてしまいました。
ひどい咳がピタッと止まったと思ったら、今度は全身発疹だらけ、踏んだり蹴ったりとはこのことかとあせるばかり。毎日父に手を合わせ、折角ここまで頑張ってきたのだから晴の舞台に立つまでは見守ってねと祈っていました。
目標ラインの90名の申込があってひとまず安心したり、アトラクションのまとめを心配したり、懇親会の参加者が120名を越えたとの連絡が入り喜んだり、当日までは、気も治まりませんでした。
9月初旬、やっと県から参加賞のメダルと賞状用の紙(和紙ですからとのコメント付き)が頂けるとの返事が来た。「ねんりんピック」と入った紙袋を、皆さんのおみやげ用の袋として何としても欲しかったので、県に対して何度も交渉しましたが「予算がない」「印刷も頼めない」と断られ、残念でなりませんでした。
10月5日佐々木先生ご夫妻、東急観光の担当者と全会員が芭蕉記念館に集まり最終打合せをしました。
県から頂いた賞状用の和紙を前にして「うーん、これは難しい…。持ち帰って何とか考えてみます。」と佐々木先生。当日「
このように
出来ました。」と見せられたときにはみんな「ウワッ、素晴らしい」の一言でした。先生のお友達に無理をお願いして書いていただいたそうです。(入賞者しか味わえない感動!)
10月20日。司会を命ぜられていた副会長の若月さんと私は、3時間前会場に到着。まだ準備中のうちから皆様続々とおいでになり席に着かれました。
午後6時開会式が始まり、社団法人全日本かるた協会新木敬治会長の主催者代表挨拶。福島県かるた協会安藤四加男会長の歓迎の言葉。椿威大会委員長より来賓及び主な役員の紹介。ご来賓の須賀川市長相楽新平様と衆議院議員鎌田さゆり様の暖かいご祝辞。そして
「つつましくも暖かい」
須賀川大会を強調しつつ、全日本かるた協会の新木会長より特別賞の授与。
会場の最高齢者(86才)愛媛県の山本秋雄様、宮城県の荒井信様。今大会の開催に当たり多くのご教示を戴いた前年度開催県広島県かるた協会会長西川恭治様、たった一人で参加された次年度開催予定徳島県の石躍芳江様の、4名の方々に贈りました。
次に、本大会のサポート役、北海道・東北支部の北郷拓支部長による乾杯の音頭で懇親の宴に移りました。
今日のメインは抽選会。佐々木先生による初の試みで、プロジェクターを使った抽選となり、息子さんがヘルプにつきました。
「はい、Aグループ最初は愛媛県です。どうぞ。」愛媛県の3人が立ち上がる。会場拍手。表から好きな部分を選んで「あの1番」と言うと、大写しのスクリーン上で「あ−1」に「愛媛」と入力され、確定すると抽選結果が出て「6東」に「愛媛」と入る。
福島県6人は、全員よその県に仲間入り、抽選を通じて交流が深まりました。Cグループまでの抽選が全て終わると、明日の会場で座る場所が映し出されました。この図はプリントされ、全チームに配布されました。
心配された抽選会も無事終わり、次はアトラクション。
地元福島県かるた協会(須賀川かるた愛好会)顧問の松本さん、岡山から駆けつけてくれた鯨津(ときつ)さんを交えて簡単な打合せの後、始まりました。
須賀川の名所のれんをバックにした舞台の上で、全員で「須賀川市歌」を歌い、会長・副会長の寸劇。ワイヤレスマイクをつけていたのにスイッチを入れ忘れたため、折角のせりふが後ろまで届かなかったのは、返す返すも残念でした。
全員で「須賀川は良い町だ」を歌った後、再び全員が舞台上に並び、岡村さんのナレーターで会員の百人一首に対する思いを書いた文章から抜粋朗読しながら、一人ひとり紹介した。最後に全員ハッピに着替えて「須賀川小唄」を威勢良く歌って舞台を降り、席を廻っておみやげを一人ひとりに手渡しました。
しばらく和やかな懇談が続くなか、松川副会長の「
さのさ
」、山下副会長の「ドラマ
『かるたクイーン』の紹介
」などがあり、松本さんの三本締めで「中締め」となりました。
ホテル3階に泊まった私は、午前1時頃の地震のせいもあり、なかなか寝付かれぬまま朝を迎えました。翌朝、カーテンを開けてビックリ、外は雨。ここから歩いて5分の会場まで皆さんタクシーで。(送迎の車を交渉したのですが無いと断られた)ご迷惑おかけしました。また、控え室のござの準備が遅れ、大変失礼いたしました。
寒かったせいか、無料サービスのお茶・コーヒー・ココア等の売れ行きが良く、準備して良かったねと喜びました。
定刻9時に大会が始まりました。佐々木先生のパソコンとプロジェクターを使い、結果のお知らせ・試合の組合せ・座る場所まで示され、予選からリーグ順位決定・決勝戦までスムーズにいき、大会も無事終了することが出来ました。
観光予定者の大部分が決勝・3位決定戦に残ってしまい、バスの出発が遅れるというおまけもありました。
佐々木先生ファミリーのかるたに対する情熱・身を削ってまでも実行に導いてくれたこの大会。私達かるた愛好会もこのような大会を開けたことにものすごい感動と誇りを持つことが出来、ありがたくて感謝にたえません。このようなチャンスを与えてくれた、全日本かるた協会の新木会長、椿威先生、役員の皆様ほんとうに有難うございました。
次の日から、娘夫婦に取ってもらったビデオを何回も何回も見ては「良かったね」「楽しかったね」「もう1回やりたいね」の会話を繰り返しています。素人ばかりの運営、失敗だらけではありましたが皆様のお褒めの言葉を頂き、疲れも感じずほっとしている次第です。そして、お礼の手紙・写真などを送って下さった皆様に厚く御礼申し上げ、次回徳島県で又元気でお会いできますことを楽しみにしております。
ねんりんピック福島かるた交流大会結果
Aグループ(12チーム)
1位 兵庫・京都(苔口全・苔口清美・中村節子)
2位 宮城A(椿威・中井澄子・藤原節子)
3位 東京(八木武・芹野恵子・雪野和子)
4位 横浜市(宮田直幸・宮田公代・安藤百合子)
Bグループ(12チーム)
1位 島根C(久木玲子・藤田公子・古藤しのぶ)
2位 奈良(松田佳英・影吉芳子・熊谷富子)
3位 京都(木野田美智子・松本章子・有山倫子)
4位 岩手(守谷健・守谷禮子・北郷拓)
Cグループ(10チーム)
1位 東京・高知(梶原京子・三原尚子・岡山那津子)
2位 三重・福島(梁間昭子・佐田良子・馬場美津枝)
3位 神戸市(吉田玲子・住本悦子・山東充)
4位 徳島・福島(石躍芳江・古川陽子・小針信一)
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